【JリーグCS】武田氏 大事な第1戦のポイントはアウェーゴール

2016年11月29日 11時31分

金崎の勝負強さを生かしたい鹿島

【武田修宏の直言!!】浦和と鹿島がホーム&アウェーで戦うJリーグチャンピオンシップ(CS)決勝は第1戦(29日、カシマ)が非常に大事だね。初戦を落とせば、第2戦で無理をしないといけない場面も出てくるから、初戦はお互いに手堅い戦いをしてくるんじゃないかな。

 鹿島は川崎と戦った準決勝のように、ゴール前の守備を固めてカウンター狙いというスタイルで臨んでくると思う。初戦はホームでの戦いになるけど、まずは浦和にアウェーゴールを与えないように守備をベースとし、エースのMF金崎夢生(27)の勝負強さを生かしたいところだろうね。

 対する浦和はパスを主体とし、両サイドから攻撃を仕掛けるはず。鹿島が守備的に来るならサイドからクロスで揺さぶるのは定石だしね。それにFW興梠慎三(30)のポストプレーからFW武藤雄樹(28)ら2列目の選手がゴール前に飛び出していく連動性のある波状攻撃も効果的。第2戦はホームだから初戦でゴールを奪えれば、仮に引き分けでも浦和は御の字じゃないかな。

 両クラブともスタイルが違うから楽しみな対決なんだけど、慎重さが求められる第1戦で、お互いにどうやってゴールを奪うのか。そこに注目して試合を見たいね。

☆武田修宏:たけだ・のぶひろ=1967年5月10日生まれ。静岡県出身。幼少期から「天才少年」と呼ばれたストライカー。名門・清水東(静岡)から86年に読売クラブ(現東京V)入り。ルーキーながら11得点を挙げ、リーグVに貢献し、MVPにも選出された。Jリーグ発足後はV川崎や磐田、京都、千葉などでプレー。00年には南米パラグアイのルケーニョに移籍。01年に東京Vに復帰し、同シーズンで現役引退した。Jリーグ通算は94得点。JSL時代も含めれば152得点を挙げた。87年に日本代表に選出。93年米国W杯アジア最終予選でドーハの悲劇を経験した。


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