【JリーグCS】浦和 鹿島撃破へ大モチベーション「優勝してクラブW杯でレアル戦」

2016年11月29日 11時31分

会見するペトロビッチ監督

 Jリーグの年間王者を決めるチャンピオンシップ(CS)決勝(第1戦=29日、カシマ、第2戦=12月3日、埼玉)に臨む年間勝ち点1位の浦和は28日、同3位鹿島との決戦に向け、さいたま市内で最終調整した。

 今季の規定では年間勝ち点1位はタイトルにはならず、CSを制覇したチームが今季のJリーグ王者となる。浦和のミハイロ・ペトロビッチ監督(59)は「本来ならばJリーグのチャンピオンになってもおかしくないが、与えられたルールの中で年間王者を勝ち取りたい」と誓った。日本代表DF槙野智章(29)も「最後のCSを勝ち切ることが勝負弱いと言われることの払拭になる」と力を込めた。

 CS決勝で鹿島を下してJリーグチャンピオンになれば、開催国枠でクラブW杯(12月8日開幕)に出場できる。DF遠藤航(23)は「欧州の強いチーム(レアル・マドリード=スペイン)とやれるのは楽しみ。自分がどこまでやれるのかいい経験になる。とにかく勝って(クラブW杯に)いきたい」という。

 しかも、クラブW杯は世界100か国以上にテレビ中継されるとあって、アピールには絶好の舞台。中でも海外進出をもくろんでいる若手イレブンには大きなモチベーションとなっている。MF駒井善成(24)は「(クラブW杯に出たら)人生が変わるかもしれないと思っている」と話し、鼻息が荒かった。

 実際に、日本代表DF酒井宏樹(26=マルセイユ)は、J1柏の一員としてプレーした2011年のクラブW杯での活躍が注目されて、翌年のハノーバー(ドイツ)移籍につなげている。浦和から世界へ飛躍するチャンスをつかむためにも、イレブンはCS制覇を実現させる。