FC東京15歳久保建英の育成法「失敗とがめるより長所優先」

2016年11月28日 16時30分

久保建英

 Jリーグで15歳5か月1日の最年少デビューを果たしたMF久保建英(15=FC東京U―18)が“放任教育”でステップアップだ。

 

 今季トップチームに登録されてJ3に参戦するFC東京U―23で3試合に出場した久保は本来のU―18チームに戻り、27日に行われた高円宮杯プレミアリーグの横浜Mユース戦に後半開始から出場。2―0の同31分に右足でゴールを決めた。

 

 久保を目当てにテレビ各局が駆けつけて、ユースの試合としては異例の注目度になったが、そうした中でも結果を出して、改めて大物ぶりを見せつけた。

 

 2020年東京五輪のエースとしても期待が高まる天才少年は、今後どのように成長していくのか。指導するFC東京U―18の佐藤一樹監督(42)は、育成方針のポイントをこう説明する。「自分で行こうとすることも多いが、今は“(一人で)やろうやろう”で全然問題ない。“もっと自分を見てくれ”でいい」

 

 久保の決定力はU―18レベルでも際立っているが、強引にドリブル突破を試みて相手にボールを奪われる場面も多い。それでも、佐藤監督は失敗をとがめるより、久保の長所を最大限に引き出すことを優先する。

 

 30日からは、中学生として初招集されたU―19日本代表の合宿に参加する。佐藤監督は「J3でもプレミアでもやっているし、通用する部分もある。明らかに階段は上っている」と太鼓判。新たなステージでも持ち味を発揮できるか。