【欧州CL】香川 反撃のノロシだ2ゴール1アシスト

2016年11月23日 11時30分

【ドイツ・ドルトムント発】日本の10番が復活ののろしを上げた。サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ第5節の8試合が22日(日本時間23日)に各地で行われ、F組のドルトムント(ドイツ)に所属する日本代表MF香川真司(27)はレギア・ワルシャワ戦(ポーランド)で2ゴール1アシストの大活躍を見せた。

 公式戦4試合ぶりのスタメン出場で待望の結果を出した。得意のトップ下で出た香川は1点ビハインドの前半17分、ゴール前で右からのクロスに素早く反応。ラインの裏へ抜け出し、頭で同点弾を押し込むと、続く18分にはゴール前でパスを受けると、左に持ち出して、そのまま左足で豪快に蹴り込み、チームを逆転勝利に導いた。

 香川にとっては、8月22日のドイツカップ1回戦で2得点を挙げて以来のゴール。欧州CLでは2011年11月23日のアーセナル戦以来、実に5年ぶりの得点だった。さらに32分には左サイドからゴール前に絶妙のクロスで負傷からの復帰戦となったドイツ代表MFマルコ・ロイス(27)のゴールをアシストするなど、好パフォーマンスで猛アピールした。

 今季は大スランプでレギュラーから陥落。ベンチを温める日々が続いていた。日本代表でも11月に戦った親善試合オマーン戦、ロシアW杯アジア最終予選サウジアラビア戦といずれもベンチスタート。国内外で存在感は大きく薄れていたが、香川は20日に自身のブログを更新し、現状打破に向けた決意を記した。

「今試合の出場に関して満足できるものではありません。ただ、自分の良い部分は何なのか?考えて見れるようになったりと自分としては決してネガティブではありません。僕は天才ではない。今考えてもずっと大きな壁が目の前にあり、そこを超えたい。そこを乗り越えなきゃ。その思いだけでずっと前に進んできました」

 そんな決意がこの日の2ゴール1アシストという好プレーにつながった。ここから猛反撃の予感も漂うが、この日は控えメンバーが中心。しかもチームの要で復帰したロイスが、香川を上回る活躍を見せ、ポジション争いは激しさを増すばかり。この壁を乗り越え、再び躍動できるか。