ACミラン(イタリア)でプレーする本田圭佑(30)の代理人で兄の本田弘幸氏が中国移籍の噂を一蹴した。13日付のイタリアメディア「カルチョメルカート・コム」は、中国1部リーグの上海上港が本田の獲得に動きだしたとの報道に、弘幸氏が「我々に何の話も届いていない。彼らの関心についても何も知らない」と完全否定したと伝えた。

 本田とミランの契約は来年6月末まで。クラブが移籍金を得るために来年1月の移籍もささやかれているが、弘幸氏は「現時点で別のクラブとは連絡を取っていない」と明言。

 契約延長についても「何の問題もない。(ミランとは)先月まで連絡を取っていた。(12月に着任する)中国人オーナーが来るのを待っている」と現状を語った。

 今季のリーグ戦出場がわずか3試合(スタメン1試合)にとどまっていることには「圭佑は素晴らしいプロ選手で、いつもコーチ(モンテッラ監督)の選択を尊重している。2人の間に火種はない。サッカーではわずかな時間で全てが変わることもある」(弘幸氏)と話している。