日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(64)が14日、進退のかかるロシアW杯アジア最終予選サウジアラビア戦(15日、埼玉)に向け公式会見に出席した。先発落ちが濃厚なFW本田圭佑(30=ACミラン)とMF香川真司(27=ドルトムント)の起用法について「ディスカッションはしてきた。途中で入る選手はリザーブではない。ジョーカーだ。より良い結果で試合を終わらせるための手段だ」と説明。日本のWエースを試合途中に切り札として投入する方針を示した。

 そして2人を含めた主力組に向け「何人かの選手にとっては、最後の最終予選になる。W杯切符を取って成功で終わりたいはずだ。だから勝利をつかみにいくぞ」と猛ゲキ。窮地のベテラン勢は大一番で意地を見せられるか。