【W杯アジア最終予選】本田ハリルを猛“口”撃…若手との間にもミゾ

2016年11月14日 16時30分

本田(右)らとボール回しをするハリルホジッチ監督(中)だが…

 エースFW本田圭佑(30=ACミラン)がハリルジャパンで孤立している。日本代表は13日、ロシアW杯アジア最終予選サウジアラビア戦(15日、埼玉)に向けて埼玉県内で練習を実施。非公開で行われた紅白戦では本田が主力組から外れて、大一番での先発落ちが確実となった。すでに指揮官への“造反”姿勢を鮮明にする中、若手イレブンとの間にも溝が生じており「裸の王様」と化してきた。

 

 バヒド・ハリルホジッチ監督(64)がエース外しに動いた。この日は非公開で紅白戦を行い、1トップには好調のFW大迫勇也(26=ケルン)が入り、主力組の右サイドには本田ではなくFW岡崎慎司(30=レスター)とFW浅野拓磨(22=シュツットガルト)が交互に起用された。

 

 最終調整で控え組に回された本田はサウジアラビア戦での先発落ちが確実。大一番でベンチならば、3月のW杯アジア2次予選アフガニスタン戦以来となる。このときは若手のテストも兼ねていたが、今回は最終予選1次リーグB組首位との天王山だけに、意味合いは大きく異なる。

 

 ついに本田がレギュラーの座を明け渡すことになりそうだが、このまま代表での居場所もなくなりそうだ。

 

 12日には先発落ちがささやかれる状況について「自分が代表にふさわしい選手かどうかは自分で判断できる。少なくとも自分はスタメンで出る準備をする」と逆ギレ。さらに「(先発から)外す選択は意味があること。監督には説明する義務がある。監督に代える権利はあるけど、オレは自分で判断できる」と指揮官の方針に異を唱えた。

 

 本田はこれまでもハリルホジッチ監督のチーム戦術に対して不満を訴えているが、起用法にまで言及するのは明らかな“造反”だろう。もはや両者の溝は決定的と言える。そんな状況に追い打ちをかけるように、エースはイレブンの間でも孤立しているという。

 

「本田は最近、他の選手との関係がうまくいっていないようだ」とは内情を知る代理人。かねてロンドン五輪世代の一部の選手とは不仲が噂されており、招集歴の浅い若手の多くは本田と距離を置く。特にハリルホジッチ監督と対決姿勢を強めていることに対して若手勢は冷ややかだという。“暴走”するエースに周囲はついていかず、すっかり四面楚歌になっているのだ。

 

 大一番で本田外しが成功すれば、そのまま代表から姿を消す可能性もある。ただ日本が負けて指揮官解任となれば、逆に失地回復の芽も出てくるが…。

 

 元エースに待ち受けるのはどちらの未来か。