闘莉王が名古屋批判「同じ失敗を繰り返すのだな」

2016年11月09日 11時27分

名古屋フロントを批判した闘莉王

 来季J2の名古屋を退団する元日本代表DF田中マルクス闘莉王(35)が8日、羽田空港から母国ブラジルへ出発した。

 低迷していた古巣の名古屋を救うため浪人中の8月に電撃復帰したが、チームはJ2に降格し、クラブ側から契約延長の話もなかった。「不可能に近い目標を可能にしようとやってきたのですが…。(契約について)もう少し選択を与えてくれるかなと考えていたけど“もう選手としては見ていない”という話をされて、悲しいし、悔しい」と憤った。

 今後について「引退は考えていない。どういう話が来るか、選択肢があるのか。ゆっくり考えて決断したい。今は自分の中の火が炎に変わり、また挑戦しようじゃないかという気持ち。サポートしていただいた多くの方にも日本で活躍する姿を見せられたら…」と再起を誓った。

 一方で、名古屋はボスコ・ジュロブスキー監督(54)や10番を背負うMF小川佳純(32)の退団が決まるなどチームは“解体”の危機にある。

 闘莉王は「今のグランパスを仕切っている人たちが何を考えているのかと改めて思った。何でそんなことするんだって。誰もわからない状況。同じ失敗を繰り返すのだな、としみじみ感じている」と不満をぶちまけた。

 今季の低迷はフロント陣の失態という声も多く出ている。闘莉王も「間違った方向に向かっていると(フロントに)言わせてもらった」と話したが、果たして名古屋は再生できるのだろうか。