日本代表DF吉田麻也(28=サウサンプトン)が古巣・名古屋のJ2降格に悲痛な心中を吐露した。

 茨城県内で行っている代表合宿に合流するため8日に成田空港に帰国した吉田は11日の国際親善試合オマーン戦(カシマ)に向けて「予選と変わらないつもりで勝ちにいく」と気を引き締めた。

 そして、クラブ史上初のJ2降格となった名古屋について「半年前くらいからニュースで見ていた。そういう報道を見るのは悲しかった」と肩を落とした。

「(社長を辞任した)久米(一正)さん(61)を始め、LINEをしたりコンタクトを取った」と話したが「ナラさん(GK楢崎正剛=40)は近すぎて取れない。合宿中に(連絡を)すると思う」と公私ともに親交の深い大先輩にはまだ声をかけられていないという。それほど吉田が受けたショックも大きいということか。

 最後は「早く昇格することを願っている」と古巣の復活にエールを送っていた。