J最年少デビューの久保建英 ピッチ外でもフィーバー過熱

2016年11月07日 16時28分

Jデビューした久保建英(右)

 まさしく“久保建フィーバー”だ。J3に参戦するFC東京U―23のFW久保建英が5日の長野戦に途中出場し、15歳5か月1日でJリーグ最年少デビューを果たした。得点こそならなかったが、スペイン1部バルセロナの下部組織で磨いたテクニックを随所に披露し、J3では異例となる7653人の大観衆を沸かせた。

 

 日本代表戦並みとなる200人近い報道陣が押し寄せた一戦。視察したJリーグの村井満チェアマン(57)も「こういうスター選手が出てくることはJにとってありがたい。J1の戦いで早く見たい」と絶賛するなど天才少年の一挙手一投足に注目が集まったが、フィーバーぶりはピッチ上だけにとどまらない。

 

 久保のデビュー戦の裏側では、スポーツマネジメント事務所に加え、これまでスポーツと関わりのなかった事務所の関係者も来場した。その一人は「久保君はこれから日本のサッカー界を背負って立つ存在。東京五輪のエースにもなるかもしれない。今の段階で何か話があるわけではないが、お役に立てるチャンスがあるならもちろん」と将来的なマネジメント契約に意欲を見せる。

 

 アスリートを顧客に持つ大手芸能事務所のスタッフも姿を見せ、大争奪戦が勃発しそうなムードが漂う。しかし、久保はまだ中学生。FC東京関係者は「そういう(マネジメント契約)のはまだないんじゃないか」とし、当面はピッチ上のプレーに専念させる方針だ。

 

 久保は試合後に「今はまだ注目してほしくないなと…」とも話したが、この喧騒は今後の成長とともに激しさを増していきそうだ。