インテル監督解任で長友に光明

2016年11月02日 16時25分

監督交代で長友(左)の復権はあるのか(ロイター)

 イタリア1部リーグで日本代表DF長友佑都(30)が所属するインテルは1日、成績不振によりフランク・デブール監督(46)を解任したと発表した。3日(日本時間4日)に行われる欧州リーグ1次リーグ第4節のサウサンプトン(イングランド)戦は下部組織のステファノ・ベッキ監督(45)が暫定的に指揮を執る。インテルは30日のサンプドリア戦で敗れ、今季4勝2分け5敗の12位と低迷。筆頭株主の中国・蘇寧グループも続投を断念し、クラブ側に立て直しを命じたという。

 

 今回の監督交代で長友の処遇はどうなるのか。長友は今季のリーグ開幕から11試合で出場はわずか4試合(先発3試合)と出番が激減。サイドバック補強に向けたクラブ側の動きも活発化している。

 

 欧州メディアによると、インテルは、ケルン(ドイツ)のドイツ代表DFヨナス・ヘクトル(26)と、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)のイタリア代表DFマッテオ・ダルミアン(26)の獲得に乗り出しているという。特にダルミアンに関しては、半年間のレンタル後の来夏に移籍金1400万ユーロ(約16億1000万円)で買い取るオファーを出したと報じられた。ジェノアやサンプドリアなど国内クラブだけでなく、かねてマンチェスターUから興味を示されている長友の冬の移籍市場での放出も現実味を帯びてきていた。

 

 だが、監督交代となれば話は違ってくる。長友はインテルで6季目を迎え、チーム最古参となった。チームを作り直す監督としては頼もしい存在。「もしかしたら試合に出られなくて、移籍ということも考えないといけないときが来るかもしれない」と退団も覚悟している様子だが、新監督候補と言われるステファノ・ピオリ氏(51=前ラツィオ監督)の信頼を得られれば残留の可能性も高まりそうだ。