武田修宏氏「J1昇格争い最注目は清水」

2016年11月02日 10時00分

【武田修宏の直言!!】J1は第2ステージで浦和の優勝が決まり、チャンピオンシップの出場チームがほぼ固まったね。

 

 その一方でJ2は残り4試合となり、J1昇格争いは佳境を迎えている。首位の札幌がここへきて連敗し、2位松本との勝ち点差は3。上位2チームが自動昇格できるが、そんな中で私が最も注目しているのは3位に上がってきた清水だ。

 

 松本との勝ち点差はわずか3。10月29日の群馬戦で5連勝を飾り、勢いは一番ある。FW鄭大世、FW大前元紀というJ1に入ってもトップクラスの選手を擁しているのだから、むしろ追い上げが遅すぎたくらい。連勝を伸ばして自動昇格枠に飛び込んでくると見ている。

 

 清水は人件費をかけてJ1レベルの戦力を揃えている。そう考えると、札幌や松本、さらに5位につけている岡山は大健闘だよ。3チームに共通するのは、ボールを奪ってから縦に速いサッカーをすること。資金力で劣っても、監督の戦術浸透度が高く、それを支えるクラブの信念が一貫していればJ2で上位争いできる。それを証明したんじゃないかな。

 

 その観点から言えば、京都や千葉の成績はOBの立場から見ても物足りない。京都はかろうじてプレーオフ圏内の6位をキープしているけど、千葉は前節で来季の昇格の可能性が消滅。

 

 人件費をかけているチームとしては寂しい状況だよ。 (元日本代表FW)