15歳久保より先に16歳平川がJ3デビュー

2016年10月31日 11時20分

 東京五輪の真のエースは久保じゃない!? FC東京U―23に所属するU―16日本代表MF平川怜(16)が30日に行われたJ3相模原戦(味フィ西)でJリーグデビューを果たし、J3最年少出場記録を更新(16歳6か月10日)した。

 1点ビハインドで迎えた後半16分に投入された平川は、多彩なパスと安定したプレーで攻撃陣をけん引。一気に4得点を奪ったゴールラッシュの起爆剤となった。後半アディショナルタイムには相手守備陣の裏に絶妙なパスを配給し、FW林容平(27)のハットトリックをアシスト。

 これには中村忠監督(45)も「平川を入れたらボールがよく動くようになってスペースを使えた」と絶賛した。

 高い評価を与えるのはクラブだけではない。日本サッカー協会関係者が「久保君もすごいけど、平川君もかなりの選手」と評するように、抜群のテクニックとパスセンスはU―16日本代表に欠かせない大黒柱となっている。体格はすでに174センチ、67キロとJ1の選手に見劣りしない。これでもまだまだ成長途上とあって、20歳で迎える東京五輪では、1歳下のMF久保建英(15)よりもむしろ平川に対する期待のほうが大きい。

 好パフォーマンスを見せた平川は「足元の技術や判断は通用する」と堂々としたもの。11月5日の長野戦(駒沢)でデビュー濃厚な久保より一足先に、大物候補がベールを脱いだ。