前園氏「J第2S制覇王手の浦和躍進支えているのは阿部」

2016年10月26日 10時00分

浦和の躍進を支える阿部勇樹

【前園真聖・ゾノの焦点!】J1浦和が第2ステージ制覇に王手をかけました。29日の磐田戦で引き分けか勝つかで優勝が決まります。すでにルヴァンカップを制覇。なかなか手が届かなかったタイトルを奪取し、年間勝ち点1位とチャンピオンシップ制覇への期待も高まっています。

 

 今季の浦和が結果を出せたのは、チーム力アップが要因でしょう。若手のFW高木俊幸(25)が台頭し、元日本代表FW李忠成(30)や元スロベニア代表FWズラタン(32)がベンチを温めるなど、選手層の厚さはJリーグでナンバーワン。さらに戦い方についてもポゼッションと横パスだけではなく、戦況に応じてショートカウンターで速い縦パスを入れたりと、多様化させました。

 

 だから、主力にケガ人が出ても戦力は落ちなかったし、どんな状況に陥っても臨機応変に対応できたわけです。こうしたチームマネジメントが、昨季までタイトルに届かなかった「あと一歩」の距離を埋めたのではないでしょうか。そんなチームを支えたのが主将のMF阿部勇樹(35)です。攻守の要としての好パフォーマンスに加えて、ベテランの存在感と言うのか、プレーや姿勢でチームに落ち着きをもたらしました。ここ数年はシーズン終盤に失速してV逸を繰り返していましたが、今季は阿部のおかげで安定感のある戦いができていると言えます。(元日本代表MF)