【U―19アジア選手権】タジキスタンに4発圧勝!5大会ぶり「U―20W杯」出場権を獲得

2016年10月25日 11時25分

【バーレーン・マナマ24日発】サッカーのU―19アジア選手権準々決勝で、日本はタジキスタンを4―0で下して4強入りを果たし、5大会ぶりのU―20W杯出場権を獲得した。前半にFW小川航基(19=磐田)とMF堂安律(どうあん・りつ=18、G大阪)がゴール。後半は小川とFW岩崎悠人(18=京都橘高)が加点して快勝した。27日の準決勝はベトナムと対戦する。

 大きな意味のある勝利だ。今大会の選手たちは2020年五輪で中心となる「東京五輪世代」。期待の大きさは半端ではなかったが、攻撃陣が重圧に負けずに実力を発揮して、次々にゴールを決めた。U―19日本代表の内山篤監督(57)は「選手がプレッシャーの中で、意図したものを出してくれた。よく頑張ってくれた」と成長したイレブンをたたえた。

 この年代はプロ入り直後で出場機会を失う選手が多く、経験不足が長年の課題になっていた。さらにここで世界大会への切符を逃せば、世界トップのレベルを体感できる貴重な機会を失い、東京五輪への強化にも影響する。そうしたなか、チームは課題克服へ動いてきた。クラブで出番がない分は代表活動を増やして補い、海外遠征にも頻繁に出かけたりしてきたが、地道な強化が実った。

 とはいえ、これが終点ではない。小川が「ここまできたら必ず優勝する」と言えば、内山監督も「次に切り替えて、このサッカーを成長させて戦いたい」とさらなる進化を見据える。その先にあるのは、もちろん東京五輪でのメダル取り。下の世代には期待のFW久保建英(15=FC東京U―18)も控えている。10年ぶりに手にした切符は、4年後に向けても価値あるものになった。