「GK合宿大成功」と言いながらないものねだりの“ハリル節”止まらず

2016年10月20日 16時25分

 サッカー日本代表が国内組GKを集めた大阪合宿最終日(19日)は、PKやFK対策のメニューなどをこなし3日間の日程を終えた。バヒド・ハリルホジッチ監督(64)は「大きな成功に終わった」と胸を張ったが、不満をまくし立てる毎度おなじみの“ハリル節”も全開だった。

 合宿には西川周作(30=浦和)らA代表の常連組から、リオデジャネイロ五輪代表の中村航輔(21=柏)、さらには米国人の父を持つハーフで197センチの長身を誇るシュミット・ダニエル(24=J2松本)まで日本屈指の守護神たちが招集された。しかし指揮官は「日本のGKは今、良い状態じゃない」とバッサリと切り捨てた。

 指揮官は「現代フットボールでは身長の高い選手が要求されている。180センチでも良いGKになれるが、イングランドでプレーするなら空中戦で困難」と主張。さらには「(ドイツ代表GKマヌエル)ノイアー(30=バイエルン・ミュンヘン)が理想像だ」と高すぎる目標を求めた。“ないものねだり”で言いたい放題…。ハリルホジッチ監督の愚痴は止まらない。GK以外のポジションにも言及し「良いゴールゲッターが必要だ。だが簡単じゃない」と改めて日本代表の決定力不足を嘆き、ストライカー陣にクレーム。自らの指導力を棚に上げて、不満を爆発させた。

 ロシアW杯アジア最終予選では低調な試合が続き、各方面から批判が噴出している中、その責任を選手に押し付けた格好だ。指揮官のイライラは続くが、次戦のサウジアラビア戦(11月15日、埼玉)に快勝すれば、落ち着きを取り戻せるのだろうか。