【サッカー情報局】サッカー担当記者:15日のJリーグ・ルヴァンカップ決勝は浦和がG大阪を1―1からPK戦の末に勝利して、2006年以来の国内主要タイトルを獲得しました。人気クラブの優勝に、村井満チェアマン(57)もご機嫌でした。

 デスク:浦和は観客動員数や年間予算など、Jリーグでナンバーワン。最近はタイトルが取れずにいたけど、今季は3冠を狙える位置にいるし、名門復活って言えるんじゃないか。低迷するJリーグ人気の起爆剤になるな。

 記者:サッカー界からは「浦和にぜひ大物の外国人選手を獲得してほしいね」と期待する声が出ています。来季からリーグ優勝賞金が強化費と合わせて20億円を超えますからね。人気クラブに世界的ビッグネームが加入すれば、さらに注目度も増すでしょう。

 デスク:そういえば、スペイン発の報道で、元ドイツ代表FWミロスラフ・クローゼ(38)がアジア移籍を希望しているって報じていたけど、そのクラスの選手を獲る可能性もありそうか。

 記者:十分にあり得ますね。ミハイロ・ペトロビッチ監督(58)はかつて外国人選手について「日本人よりも質が高く、確実に活躍できる選手でなければならない」と話し、クラブ予算にも言及していました。今季も外国人枠をフル活用していませんが、予算があればクローゼのような世界的ストライカー獲得に乗り出すはずです。

 デスク:2年前にC大阪がウルグアイ代表FWのディエゴ・フォルラン(37)を獲得したときはJリーグも盛り上がったからな。村井チェアマンが「浦和にはリーグ全体をけん引するようにしてほしい」と言ったのも、来季に向け浦和の大型補強に期待している証拠だろうな。