前園氏が小林悠に問う「途中出場の意味」

2016年10月08日 16時30分

 【前園真聖・ゾノの焦点!】厳しい状況にあったハリルジャパンはイラク戦でなりふり構わず、パワープレーまで使って勝ちました。最後まであきらめずに戦った結果でしょう。W杯予選なので結果が出たことはよかった。

 

 次戦は11日にアジア最強と言われるオーストラリアと敵地で対戦しますが、気になったのはイラク戦で途中出場したFW小林悠(29=川崎)です。本来、交代でピッチに入った選手は誰よりも走り回り、試合の流れを変えないといけません。それができないのであれば、途中から出る意味がない。そこは大きな課題ですね。

 

 もう一つは、空中戦でどう対抗するのか。ハリルジャパンは高さを武器にしていませんし、これまでも特別な対応策をやっていません。イラク戦でもセットプレーから失点しました。常に課題となっていますし、オーストラリアも当然狙ってくるはず。なるべくセットプレーの機会を与えないなどの対応が求められます。

 

 ホームで勝利し、ハリルホジッチ監督の進退問題も落ち着いたかのように見えます。しかし、この先は一つも落とせない状況なので、強豪相手でも負ければ、再び進退につながることは避けられません。ピッチ外がざわつかないようにするには勝ち点3を奪うしかないでしょう。