日本代表FW本田圭佑(30=ACミラン)がサポーターについて持論を展開した。2日のサッスオロ戦後にACミランサポーターのブーイングを批判したが「ミランが負けていると突き放すのに、勝ったらいきなり“家族”に戻る」などと熱弁をふるうと、日本代表サポーターに関しても言及した。

「サッカーが見たくてしょうがないという人が来ているわけでもないでしょ。日の丸を応援するとか、五輪が好きとか、その感覚で応援している部分もある。それはバレーボールでもいいし、ラグビーでもいいんだと思う」と、日本はサッカーそのものへの関心が高いわけではないと分析した。

 さらに「日本が勝てばいいという雰囲気。僕もサッカーというより日本代表としてサポーターに貢献している感覚が今まであった」。“代表好き”の国民性を指摘したが、ブーイング論同様にこちらも議論を呼びそうだ。