【W杯アジア最終予選】ハリル監督 弱音吐く清武に直接指導12分

2016年10月03日 11時25分

ハリルホジッチ監督(左)は清武に熱血指導

 日本代表はロシアW杯アジア最終予選イラク戦(6日、埼玉)に向け、2日に埼玉県内で合宿を開始した。

 バヒド・ハリルホジッチ監督(64)が窮地のMF清武弘嗣(26=セビリア)に猛ゲキだ。合宿初日、国内組11人に加えて、欧州組からただ一人合流。練習前には指揮官に呼び出されて、12分間にわたって直接指導を受けた。

 清武は「元気か?と言われて、その後は自分に求められているものとか、自分をどう見ているのかとか、そういう話だった」と説明。ハリルホジッチ監督は清武の代表チーム内での役割や出番のないクラブでの現状などについて、入念に意見交換を行ったという。

 指揮官が異例の行動に出た理由は明白だ。今夏にスペインの名門に移籍した清武に大きな期待を寄せているが、直近4試合連続で出番がなく1日のアラベス戦はついにベンチ外となってしまった。実戦不足は代表のパフォーマンスにも悪影響を与えかねない。

 清武も「欧州での4年間はうまくいっていたし、こういうのは初めて。今までずっと、欧州で試合に出て代表に来ていたので」と現状は未知の体験と強調。心配される試合勘の低下についても「試合に出てないんでね。どうなんすかね…分からないですね」と不安を隠そうとしない。

 負の連鎖にはまっているだけに、ハリルホジッチ監督は自ら清武に活を入れて復活を促そうとしたのだ。そんな熱い思いに清武も「内容より結果。自分の持てるものを出していく」とヤル気をみなぎらせていた。