【ドイツ・トリーア22日(日本時間23日)発】ドイツカップ1回戦が行われ、日本代表MF香川真司(27)が所属するドルトムントは敵地で4部のアイントラハト・トリーアに3―0で勝ち、2回戦に進んだ。香川はフル出場し、2得点1アシストと全得点に絡む活躍で存在感を示した。

 前半8分に新加入FWアンドレ・シュルレ(25)のクロスにFWオバメヤンがニアでつぶれ、こぼれ球を香川が押し込んで先制。同33分にも縦パスに走り込んで追加点を奪った。同45分にはシュルレに絶妙のパスを送って3点目をお膳立て。前半だけで試合を決めた。

 今季はMFムヒタリアンやDFフンメルスら主力が抜けて戦力ダウンが心配されたが、シュルレと香川のコンビがフィットしたことで不安一掃。27日の開幕戦(対マインツ)に向けて仕上がりは良好だ。