クロアチア代表のレジェンドでアゼルバイジャン代表監督を務めるプロシネツキ氏(47)が、セリエA・ユベントスの新エースFWゴンサロ・イグアイン(28=アルゼンチン)を猛烈批判した。スペイン紙「マルカ」が11日、報じた。

 7日に行われたユベントスとウェストハム(イングランド)の親善試合に出場したイグアインだが、万全には程遠い状態で不発に終わった。オーバーウエート気味の姿が現地メディアで報道され、SNS上でも拡散し話題となっていた。プロシネツキはその姿を見てがくぜんとし、辛口批判を展開したのだ。

 クロアチアメディアのインタビューで「彼を見て、衝撃を受けたよ。ユベントスは9000万ユーロ(約102億円)を払ったら、豚がやってきたんだ。アレグリ監督がショックを受けてる姿が想像できるよ」とワールドクラスのストライカーを「豚」扱いして、切り捨てたのだ。

 それでも最後には「でもすぐに彼のコンディションが整うといいね」と期待を込めたフォローをした。

 イグアインは昨季リーグ戦で36ゴールを挙げ、セリエAの年間得点記録を更新。ユベントスは欧州チャンピオンズリーグ制覇の切り札として、ナポリに9000万ユーロの移籍金を支払って、獲得していた。