【スウェーデン・カルマル21日(日本時間22日)発】国際サッカー連盟(FIFA)女子ランキング7位のなでしこジャパンは国際親善試合で同6位のスウェーデンと対戦し、0―3で敗れた。

 リオ五輪を逃した日本は高倉麻子監督(48)が就任して3試合目。エースFW永里優季(29=フランクフルト)を攻撃的MF、DF熊谷紗希(25=リヨン)を守備的MFに起用するなど、主力選手を配置転換して臨んだ一戦。序盤から押し込まれる展開ながらも何度か好機をつくった日本は前半を0―0で折り返したが、後半31分に失点。さらに41分とアディショナルタイムにもゴールを許し、完敗した。

 キャプテンを務めた熊谷は「自分たちの力のなさを痛感する試合になった。守備面も攻撃面も最後のゴール前が勝負を分けた」と反省。3戦未勝利となった高倉監督は「新しいことにチャレンジする中で想像したような試合運びにならなかった。判断やテクニックのところをまだまだ上げていかないといけない」と前を向いた。