川崎の危機救った!大島が逆転呼ぶミドル弾

2016年07月14日 16時30分

 リオ五輪代表MF大島遼太(23=J1川崎)が意地の一撃だ。川崎は13日の新潟戦(等々力)で3―2と逆転勝利。ピンチのチームを救ったのが今季から10番を背負う大島だった。

 

 下位相手に先制され嫌なムードが漂った直後の前半38分、大島が約25メートルの豪快ミドルをゴール右隅に突き刺して同点。これで息を吹き返した川崎は一度は勝ち越されるも猛攻を続け、後半アディショナルタイムにFW小林悠(28)の劇的弾で逆転勝ちを収めた。

 

 大黒柱の元日本代表MF中村憲剛(35)を故障で欠く非常事態だったが、大島は「それを言われるのが自分的にはうんざりする」。第1ステージ終盤の福岡戦では中村不在で勝ち点を取りこぼして優勝を逃しただけに、同じ轍を踏まないよう強い責任感を持って試合に臨んだ。

 

 その重要な一戦で5月4日の仙台戦以来のゴール。「しっかり打とうと思って角に行った」と自画自賛の一発で周囲の雑音を封じた。

 

 エースFW大久保嘉人(34)も「変わった。素晴らしい。チームの心臓になっている」と絶賛する活躍ぶりだ。

 

 大島が川崎を、そしてリオ五輪に臨む日本代表も力強くけん引する。