U―23日本代表にとって、U―23南アフリカ代表との国際親善試合(29日、長野・松本)はリオ五輪前国内最後の公式戦。さらに、7月1日に発表されるリオ五輪メンバー入りへの“最終試験”の意味合いも濃い。手倉森誠監督(48)は「U―23選手だけで活動する最後の強化試合。五輪での躍進の可能性を示してほしいと選手たちには言った。いい試合をしてU―23のパワーをリオに運んでいければ」と抱負を語った。

 南アは、ナイジェリアと対戦するリオ五輪1次リーグ初戦(8月4日)を想定した相手。指揮官は「ゴールを取って勝たなければ、本当にナイジェリア戦は難しくなる。それくらいのことを選手たちにハッパをかけてやりたい」と意気込んだ。