【欧州選手権】PK失敗の“戦犯”ロナウド ピッチ内外の悪評

2016年06月20日 16時30分

 窮地に追い込まれたスーパースターの言動を巡って波紋が広がっている。サッカーの欧州選手権1次リーグF組のポルトガルは18日(日本時間19日)のオーストリア戦でスコアレスドローに終わり、2戦連続の引き分けで決勝トーナメント進出に黄信号がともった。後半34分にPKを獲得したが、エースのFWクリスチアーノ・ロナウド(31)がまさかの失敗。勝利を逃した戦犯となった。2試合連続ノーゴールと結果を出せないエースに対して批判が高まっているが、それはピッチ外でも同様だ。

 今大会初戦の14日アイスランド戦で1―1の引き分けに終わると、イラ立つC・ロナウドは「彼らは守っていただけ。サッカーをしようとしていない」「小心者だ。ムカつく」などと相手を罵倒。この“逆ギレ”に英紙「メトロ」は「口を閉じたほうがいい。相手を非難するより自分を見つめ直せ」と手厳しく報道。当のアイスランドからもDFカウリ・アウルナソン(33)が「彼の言動こそ、FWリオネル・メッシ(28)が一歩前にいる理由だ」と、屈辱的な反撃を食らってしまった。

 そんな状況の中、PK失敗で戦犯となったロナウドに対してはさらに批判の声が集中。同僚のMFジョアン・モウティーニョ(29)は名前こそ出さなかったが「チャンスはしっかり決めないと」とあきれ気味にコメントした。さらに相手のサポーターからは「メッシ! メッシ!」とまたもライバルの名前を大合唱される屈辱を受け、試合後には乱入した観客に写真撮影を求められるなどアクシデントにも巻き込まれた。

 スポーツ界トップの年収80億円を稼ぎ出すストライカー。汚名返上のためには決勝トーナメント進出がかかる22日のハンガリー戦で、起死回生の一発を見せるしかない。