武田氏「OA枠問題よりもV争い佳境のJ1に注目して!!」

2016年06月17日 10時00分

【武田修宏の直言!!】リオ五輪OA招集問題もようやく決着しそうだね。すでにDF藤春、DF塩谷が内定し、3人目は興梠が有力だとか。私としては3年連続得点王のFW大久保が最適だと思っていたけど、クラブの事情や手倉森誠監督の考えもあるだろうから、決まったメンバーについては尊重したいと思う。

 

 世界では南米選手権、欧州選手権も行われているが、日本はJ1の第1ステージ優勝争いが佳境に入っている。前節では首位の川崎が横浜Mに勝ち、2位の鹿島が浦和に勝って、この2チームに絞られたけど、盛り上がっている感じではないのはどうしてなんだろう。

 

 日本代表のハリルホジッチ監督はJリーグのレベルアップを訴えているけど、浦和と鹿島の一戦は非常に見応えがあった。浦和の攻撃を完璧に封じた鹿島守備陣は称賛に値するし、ワンチャンスをものにしたFW金崎のプレーも光った。そんな試合だったのに、あまり話題になっていないのは寂しいことだ。

 

 今週末、川崎が福岡に勝って、鹿島が神戸に敗れれば、川崎の初優勝が決まる。五輪代表のOA問題も一段落したのだから、今こそJリーグの戦いに目を向けてほしい。

 

(元日本代表FW)

 

 ☆武田修宏:たけだ のぶひろ=1967年5月10日生まれ。静岡県出身。幼少期から「天才少年」と呼ばれたストライカー。名門・清水東(静岡)から86年に読売クラブ(現東京V)入り。ルーキーながら11得点を挙げ、リーグVに貢献し、MVPにも選出された。Jリーグ発足後はV川崎や磐田、京都、千葉などでプレー。00年には南米パラグアイのルケーニョに移籍。01年に東京Vに復帰し、同シーズンで現役引退した。Jリーグ通算は94得点。JSL時代も含めれば152得点を挙げた。87年に日本代表に選出。93年米国W杯アジア最終予選でドーハの悲劇を経験した。

 

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