鹿島カイオに対する人種差別ツイート問題 英国でも詳報

2016年06月14日 17時11分

 J1鹿島のブラジル人MFカイオ(22)に対してツイッターで人種差別的な投稿がされた問題は海外でも関心が高く、英紙「デーリー・メール」も報じた。

 カイオに対するツイッターでの人種差別的な投稿が発覚したのは11日の浦和—鹿島のリーグ戦(鹿島が2—0で勝利)終了後だった。これを受け、浦和はすぐに投稿者の特定作業を開始。13日には「法的な措置も検討していきたいと考えています」と厳しく対処する構えを見せた。

「デーリー・メール」はこの問題を「日本の浦和が、耐え難い人種差別ツイートを強く非難」と報道。騒動のあらましとカイオの反応などを伝えた。

 また浦和に関係する、過去の人種差別問題も取り上げた。

 ひとつは、2015年11月の明治安田チャンピオンシップ(CS)準決勝、G大阪—浦和戦終了後、大阪FWパトリックに対し「浦和サポーター」とプロフィルに明記した人物が、SNS上で差別的な投稿をした件。

 もうひとつは、14年3月に埼玉スタジアムで行われたJ1第2節の浦和—鳥栖戦で差別的な内容の横断幕が掲出され、Jリーグが浦和に対して1試合の無観客試合を開催させる制裁を科した件。Jリーグが無観客試合の処分を下したのはこれが初めてだった。

 海外リーグでも人種差別は深刻な問題となっているだけに、まだまだ波紋を呼ぶかもしれない。

 なお、今回の騒動でJリーグは「スタジアム外で発生した事象」として処分しない意向を示している。