浦和 第1S自力V消滅を意に介さない理由

2016年06月13日 16時00分

 浦和は11日の鹿島戦で0―2と完敗し、第1S自力優勝の可能性が消滅した。3戦連続無得点に終わるなど心配の種は多いが、チーム得点王のFW興梠慎三(29)は「最終的に第1Sを取れなくても年間で1位が取れれば問題ない」と意に介していない。

 

 その裏にあるのは昨季の苦い記憶だ。昨季の浦和は第1Sで無敗V。最大目標に掲げていた9季ぶりの年間王者に期待がかかったが、終盤の失速で終わってみれば年間3位だった。日本代表GK西川周作(29)が「第1Sを取ることも大事だけど、1年考えたときにはアウェーが続く第2Sに向けて負けない戦いが大事」と話すように“失速癖”の矯正を最優先に考えている。

 

 次戦の相手は昨季プレーオフも含めて終盤に2連敗を喫した苦手のG大阪。その後も昨季王者の広島ら上位陣との連戦が控える。まだ可能性は残されているものの、浦和イレブンの目線はすでに第2Sに向けられつつある。