【キリン杯】清武 定位置奪取に失敗

2016年06月08日 11時00分

シュートを外して悔しがる清武

 日本代表は7日のキリンカップ決勝戦(大阪・吹田)でボスニア・ヘルツェゴビナに1―2で競り負け、初タイトルを逃した。トップ下で先発したMF清武弘嗣(26=ハノーバー)は定位置奪取に失敗した。

 司令塔として攻撃陣をけん引することが期待された清武は、前半28分に左サイドのFW宇佐美貴史(24=G大阪)からパスを受けて先制点を奪った。だが、その後は追加点を奪えずにチームを勝利に導けなかった。「前半にもう1点取れるチャンスがあった。すごく悔しい」と険しい表情を浮かべた。

 所属クラブで10番を背負うMFは、ハリルホジッチ監督から大きな信頼を寄せられていた。前半こそドリブルやパスで敵陣に切り込んだが、劣勢になった後半ははね返すほどのプレーを見せられず「(攻撃が)単調だったし、チャンスも決められなかった」と嘆いた。

 決勝はダブルエースのFW本田圭佑(29=ACミラン)とMF香川真司(27=ドルトムント)が負傷で不在。W杯最終予選に向けて定位置を確保する絶好の機会だったが、存在感を示せず。清武は「こういう時に結果を出さないと意味がない。ただ、ただ、残念な気持ちでいっぱい」とうつむいた。来季に向けてスペインのセビリア移籍が浮上する中、再びチャンスはめぐって来るのだろうか。