ブラジル不安な船出 ドゥンガ監督「解任説」浮上

2016年06月06日 10時59分

 100周年記念大会として米国で開催中の南米選手権1次リーグB組で優勝候補のブラジルは4日(日本時間5日)、カリフォルニア州パサデナでエクアドルと初戦を戦い、スコアレスドロー。不安な船出となった。リオ五輪に専念するため、今大会を欠場したエースFWネイマール(24=バルセロナ)が、人気歌手のジャスティン・ビーバー(22)らとスタンドで見守るなか、ブラジルは何度もあった決定機を生かせなかった。スタンドからは激しいブーイングが飛び交った。

 今大会前、故障したMFドウグラスコスタ(25=バイエルン・ミュンヘン)に代わり、大ベテランのMFカカ(34=オーランド・シティー)を追加招集したものの、合流直後に負傷で離脱し、当初のメンバーから6人も入れ替わった。戦力が安定せずに、コンビネーションを高められなかったことも苦戦の一因だろう。

 ブラジルは昨年の同大会でベスト8敗退。かつてJ1磐田でプレーしたドゥンガ監督(52)の評価は急落し、解任説も浮上している。次戦(8日=同9日)のハイチ戦に向けて、カナリア軍団は巻き返せるのか。