【キリン杯】PK“強奪”で浅野代表初ゴールもハリル監督は…

2016年06月04日 16時00分

ハリル監督がキッカーに指名した宇佐美(中)にボールを渡すことを拒否した浅野(右)

 FW浅野拓磨(21=広島)が強気の“PK強奪”だ。7―2で大勝したキリンカップ1回戦のブルガリア戦(3日、愛知・豊田)で後半14分に投入されると、積極的に仕掛けた。同41分にはペナルティーエリア内で相手のファウルを誘いPKを獲得。

 

 するとボールを離そうとせずキッカーを主張し、そのまま冷静に決めA代表初得点を記録した。

 

 ゴール後には代名詞となった“ジャガーポーズ”も披露し、存在感を示した。試合後、浅野は「チームとしてキッカーは僕じゃなかった。監督の中ではFW宇佐美(貴史=24、G大阪)君だった。だから監督は『(宇佐美と)代われ、代われ』と。でも自分が蹴りたい気持ちだったのでボールを離さなかった」と舞台裏を明かした。

 

 すると、会見を終えたバビド・ハリルホジッチ監督(64)が取材中の浅野の近くを通りがかり「PKのことですか?」と語りかけた。浅野が「そうです」と答えると、大きくため息をつきながら首をひねった。指揮官は指示を無視したことに納得いっていない様子だが、若手では珍しい強気な姿勢は頼もしいかぎりだ。