サッカー女子のリオ五輪アジア最終予選(2日、大阪)で日本は韓国に1―1で痛恨の引き分け。次世代エース候補が意地を見せた。後半14分から途中出場したFW岩渕真奈(22=バイエルン・ミュンヘン)は同39分、右サイドのMF川澄奈穂美(30=INAC神戸)のクロスに頭で合わせて先制点を挙げた。しかし、同点にされた後のゴールチャンスを逃し「勝ち点3取れてれば全然違ったので悔しい」と唇をかんだ。出場権の獲得は厳しくなったが「短い期間の練習でそんなに大きくは変わらないですし、最後は気持ち。まだ可能性はあるのでポジティブに捉えたい」と前を向いた。