柏MFレアンドロ〝守備不要〟の超VIP特権

2012年03月09日 16時30分

 昨季Jリーグ王者の柏は今季の目標とする「7冠」奪取に向け、昨季MVPに輝いたMFレアンドロ・ドミンゲス(28)に“超VIP特権”を与えることになった。
 柏イレブンによると、今季はチーム戦術として、レアンドロに守備をさせない方針。DF酒井宏樹(21)とMF茨田陽生(20)の2人がカバーすることになったという。MVP男を攻撃に専念させるためで、場合によってはFW田中順也(24)もレアンドロに代わり、守備を担当する。
 チーム主将のMF大谷秀和(27)も「レアンドロは去年以上にマークされるし(チームの)引き出しを増やすということ。課題はわかっているので(新戦術を)身につけられるようにしたい」と明かした。
「7冠」奪取を掲げる柏はアジアチャンピオンズリーグ(ACL)も含め、最大で年間60試合超を戦う。中心であるレアンドロがけがで抜けることになれば「代わりのいない選手」とあって、戦力は大幅ダウン。そこで周囲の選手がレアンドロの守備負担を軽減するためサポートするわけだ。
 柏は3日の富士ゼロックス・スーパーカップでFC東京に2—1で競り勝ち「ちばぎんカップ」(2月26日、対J2千葉)と合わせて早くも「2冠」を達成。残るはJリーグ、ナビスコカップ、天皇杯に加え、ACLとトヨタ・クラブW杯の5つのタイトルだ。
「取れるタイトルを全部取る」(田中)という柏はレアンドロの体を気遣いながら“完全制覇”を狙う。