カタール・ドーハ18日(日本時間19日)発】U―23代表の手倉森誠監督(48)が“幻惑作戦”を予告した。今大会は4―4―2の布陣を基本に戦っているが、消化試合になる19日のサウジアラビア戦に向けて「前回から変わる。入り方は違った形でスタートさせて(準々決勝以降の)相手を迷わせたい」と明言。A代表の基本布陣である4―2―3―1をはじめ、4―3―3、場合によっては3バックもあるかもしれない。

 それを可能にさせるのは、すでに1次リーグB組1位を決めていから。もちろん、サウジアラビアに負けるつもりはない。指揮官は「明日の試合(サウジアラビア戦)は決勝トーナメントのシミュレーションになると、ミーティングで選手に言っている。中東相手にオープンにならないようなゲームができるか(日本の)真価が問われる」と言葉に力を込めた。