【高校サッカー】大敗の国学院久我山 監督の試合後会見が停電で打ち切り

2016年01月12日 16時00分

国学院久我山イレブンは大敗に肩を落とした

 全国高校サッカー選手権決勝(11日、埼玉スタジアム)で国学院久我山(東京A)は0―5と東福岡(福岡)に大敗。ショッキングな結果に、イレブンの多くがピッチで泣き崩れた。

 試合後の会見では、国学院久我山が狭いグラウンドで練習を強いられているなど練習の環境面に話題が及んだ。清水恭孝監督(43)は「与えられた制約の中で精一杯やっている。グラウンドが1面あったとしても変わらない。私たちには私たちの日本一の目指し方がある」と“久我山流″でのリベンジを誓った。

 まさにその時…突然、停電で会見場の明かりがすべて消えた。室内は暗闇に包まれ、会見は一時中断。その後も再開する気配がなかったため、報道陣が補助電源に切り替わった選手たちの取材エリアへと移動していくと、会見はなし崩し的に打ち切りとなった。

 前代未聞のアクシデントとなったわけだが、会見が行われたのは会場の隅にある通常の取材では使用していない部屋で、パイプ椅子が並べられた仮設会見場だった。部屋も狭く、記者が室内に入りきらずに入り口付近にもあふれ出した。

 埼スタはサッカー日本代表戦をはじめ、多くの国際試合が行われているアジア最大のサッカー専用競技場。J1浦和の本拠地で立派な会見場が常設されている。備え付けのデスクと座席、音響設備も充実しており、停電になっても補助灯があるため部屋が真っ暗闇になることはない。

 しかし、この日はテレビ中継を担当する日本テレビが本来の会見場を占有していた。作業しやすいように広いスペースの会見場を選んだようだが、押し出された格好の監督会見が仮設で行われるハメとなったのだ。これには一部メディアから疑問の声が上がったほど。完敗した国学院久我山にとっては、まさに「泣きっ面にハチ」となってしまった。