【全国高校サッカー】東福岡8強 脇野のボケが「2冠」への原動力

2016年01月04日 16時00分

 東京五輪のスター候補生たちの明暗が分かれた。3日に行われた全国高校サッカー選手権3回戦、高校総体(IH)決勝と同じ顔合わせとなった一戦は、東福岡(福岡)がPK戦の末に市船橋(千葉)を下し、夏に続いてライバルを退けた。勝利の立役者は、2つのPKストップを見せたU―18日本代表候補GK脇野敦至(17)。キッカーの動きは「CKなどのモーションを見て」すでに見切っていた。

 

 東京五輪の主力として期待される逸材はユーモアあふれる性格の持ち主で、落ち着いた選手が多いGKとしては珍しいタイプ。後輩の一人は「ギャグの引き出しは豊富。夏のIHの試合前にも、結婚式の曲に合わせて『パパパパ~ン…パンパース!』とボケていた」と証言するほどだ。

 

 3日の朝の散歩でも「『オークションをします。こちら1万円。そちら2万円。そして私はロックマン(=6万?)』と言って、なぜかウルトラマンのスペシウム光線のポーズをして選手を笑わせていた」(同)とのこと。チームの緊張をほぐす脇野のボケが、夏の王者の「2冠」への原動力となっている。