イタリアメディア「ガゼッタ・デロ・スポルト」が30日、セリエA第11節各カードの先発予想を発表。ホームで首位ローマと対戦するインテルの日本代表DF長友佑都(29)は、スタメン予想から外れた。
 
  同メディアが予想したインテルのフォーメーションは「4―3―1―2」。右サイドバックにはサントン(24=イタリア)、左サイドバックにはファン(24=ブラジル)の起用が予想され、長友はベンチでチャンスを待つことになりそうだ。
 
 長友は24日のパレルモ戦で今季初先発を果たし、マンチーニ監督(50)からも一定の評価を受けた。そのため前節ボローニャ戦(27日)の欠場は、首位とのビッグマッチに備えての温存とも見られたが、指揮官の信頼は得られていないようだ。
 
 今季はまだ2試合しか出番がなく、構想外に近い扱いを受けている長友について、現地メディアは来年1月にも移籍する可能性を報じている。2013年のミラノダービーでキャプテンを務めた経験を持つ日本代表DFは、インテルでのキャリアをこのまま不完全燃焼で終えることになるのだろうか。
 
 なお、ローマ戦のスタメン予想は次の通り

【GK】
サミール・ハンダノビッチ(31=スロベニア)

【DF】
ダビデ・サントン(24=イタリア)
ミランダ(31=ブラジル)
ジェイソン・ムリージョ(23=コロンビア)
フアン(24=ブラジル)

【MF】
ガリー・メデル(28=チリ)
マルセロ・ブロゾビッチ(22=クロアチア)
フレディ・グアリン(29=コロンビア)
イバン・ペリシッチ(26=クロアチア)

【FW】
ステバン・ヨベティッチ(25=モンテネグロ)
マウロ・イカルディ(22=アルゼンチン)