【欧州CL=ロシア・モスクワ発】欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ第3節の残り8試合が21日(日本時間22日)に行われ、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)がCSKAモスクワ(ロシア)戦に臨んだ。

 前半から主導権を握られると、前半15分にFWアントニー・マルシャル(19)がハンドでPKを献上。一度はGKが阻止したものの、J1柏にも所属したMFドゥンビア(27)に詰められて先制を許した。だが、0―1で迎えた後半20分、右サイドからのクロスにマルシャルが頭で合わせる劇的な同点弾。PK献上の汚名返上とともに、記念すべきCL初ゴールをマークした。

 今季モナコ(フランス)からマンUに加入したマルシャルの移籍金は3600万ポンド(約66億円)と10代の選手では過去最高額。すでにリーグ戦でも3ゴールを決めているが、改めて自らの価値を証明したようだ。