【オマーン・マスカット6日(日本時間7日)発】ロシアW杯アジア2次予選シリア戦(8日)に向けて日本代表に合流したFW本田圭佑(29=ACミラン)が、気にしているのがオマーンの暑さだ。「欧州とここ、日本とここの気温差がかなりあるので、そこに数日で慣れないといけない。向こうのほうが気温に慣れているので、そういった差を埋めていくのは考えている以上に簡単ではない」と試合開始時刻の午後5時でも35度近い気温を体感したことでトーンは低い。

 それでも、それ以外の戦術面や連係面には不安を感じていない。「選手、監督ともに満足はしていないけど、方向性にそこまで疑問を抱いている選手はいないんじゃないか」。シリアのフィジカルの強さに最大級の警戒を見せているだけに、勝利のカギは球際の強さと見ている。「そこは全員が意識していることなので、あえて意識して発言してチームを引き締めたい」と強い気持ちを持つことの大事さを説いた。