日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(63)は28日、都内のJFAハウスでスタッフ会議を行い、来月1日に発表するロシアW杯アジア2次予選シリア戦を戦う日本代表メンバーについて話し合った。

 懸案は右太もも裏を痛めて26日のボルフスブルク戦を欠場したDF酒井宏樹(25=ハノーバー)の処遇だ。すでに所属クラブに招集レターを送っているが、試合出場が可能なのかの確認作業に追われたという。

 ハリルホジッチ監督はかねてサイドバックの人材不足を嘆いており、試合出場のメドが立てばレギュラー格の酒井宏を招集したい意向。とはいえ、プレーできたとしても100%でできるのか。ロシアW杯アジア2次予選の天王山を前に難しい判断を迫られている。