【サッカー情報局】
サッカー担当記者:日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(63)がJFAハウス内の記者室までやって来て熱弁を振るいました。
デスク:急にどうしたんだ。また何かイチャモンでもつけに来たのか。
記者:23日に両国国技館で大相撲秋場所を観戦したので、その感想を語ったんです。
デスク:ディアナ夫人と観戦していたんだっけ。まあ、たまには息抜きも必要だよな。
記者:ただやはり“指導者”としての目線になっていたようです。「戦う前の準備、心理面も見させていただいた。そして私は彼らの顔を見ていた。(土俵上で)どこを見ているのかとか」と。
デスク:たまり席でそんな真剣に見ていたのか。
記者:現在W杯を戦っているラグビー日本代表の試合もテレビでチェックしていて「(フランス紙)『レキップ』でフランス代表コーチのインタビューを見て、日本で2年くらい指導したそうだ。どのようなトレーニングをするか、選手との関係など興味深かった。日本がスコットランドに負けたのは経験かな。だが、このチームはどんどん伸びる」と冗舌でした。
デスク:まるで解説者だな。
記者:日本人の精神面に話が及んだ際には「錦織(圭)が『(ロジャー)フェデラーと対戦するのはうれしい』と言うが、日本人は相手をリスペクトしすぎることがある」という例え方もしていましたね。
デスク:テニスも…。自分の考えを押し通すだけの頑固者かと思ってたけど、意外と好奇心旺盛で頭は柔らかいんだな。
記者:なぜそれを“本業”で発揮できないのか、不思議ですが…。