【ドイツ・ジンスハイム23日(日本時間24日)発】ドイツリーグ1部(ブンデスリーガ)第6節で日本代表MF香川真司(26)が所属するドルトムントは敵地でホッフェンハイムに1―1で引き分けた。今季公式戦の連勝は11で、リーグ戦の連勝も5でストップし、首位から陥落した。

 香川は1得点1アシストの活躍を見せた20日のレーバークーゼン戦から中2日で先発フル出場。だが、FWムヒタリャン、MFギュンドガンら主力を温存したこともあり、連係面で精度を欠いた。前半42分に先制を許す苦しい展開で、後半9分にMFオバメヤンのゴールで同点に追いつくのが精一杯。敗戦こそ免れたが、前日にFWレバンドフスキの5得点で圧勝したバイエルン・ミュンヘンに首位を明け渡した。

 それでも香川はトップ下で6試合連続先発出場を果たし、トゥヘル監督からの信頼が大きいことを証明。抜群の相性を誇るMFロイスも故障から復帰し、チーム力の底上げは確実。“小休止”したドルトムントだが、出直しとなる27日のダルムシュタット戦から再び快進撃といきたいところだ。