“白い巨人”と“赤い悪魔”の対立ムードが高まっている。レアル・マドリード(スペイン)のフロレンティーノ・ペレス会長(68)は、GKダビド・デヘア(24)の獲得失敗の責任を所属先のマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)に押し付けた。

 スペイン紙「スポルト」によると、同会長は移籍に関する申請の遅れでデヘアを獲得できなかったことに「マンチェスターUには、このような交渉の経験が不足していたと思う。我々からすれば書類の返信に8時間もかかった理由がわからない」と話した。この発言にマンU側も即座に反論し「FA(イングランドサッカー協会)は我々の書類が時間内に提出されたことを保証してくれる」と一部メディアにコメントするなど、険悪な状態が続いている。