なでしこジャパンのMF澤穂希(36=INAC神戸)が23日、都内で行われた映画「わたしに会うまでの1600キロ」(28日公開)のトークイベントにゲストとして参加した。
 
 結婚発表後、澤がファンの前で口を開くのは初めてとあって開場時間前から多くの観客が列を作り、約130人収容の会場は満席の大盛況となった。
 
 気になる新婚生活は「自分が現役で神戸でプレーしているし、彼が仙台でもあるし」と、当面は夫の辻上裕章さん(38)と離ればなれの生活が続く。
 
 それでも「お互いの信頼関係があれば大丈夫。FW大儀見(優季=フランクフルト)選手なんて海外ですから。彼女はスカイプしたり電話したりしていた。私も毎日連絡を取っている」と盟友を参考にして“遠距離婚”を過ごしているという。
 
 周囲で高まる“2世”への期待には「子供のやりたいことをやらせてあげたい。環境的にサッカーになってしまうかもしれないけど」と本音もチラリ。さらに今後については「現役じゃなくても東京五輪に関わる仕事がしたい。それが当面の夢」と語った。
 
 2020年東京五輪の招致大使を務めた澤が、本番でPR活動の顔になるのか、はたまた監督として日本を率いるのか…。注目が集まりそうだ。