Jリーグは19日、タイ・バンコクで発生した連続爆発事件を受け、同国で合宿を行っていたU―13Jリーグ選抜を緊急帰国させると発表した。

 選抜チームは14日から遠征して5チームが参加するリーグ戦に出場。事件発生までに2試合を消化していたが、18日に2件目の爆発が発生したことで「現地の状況を鑑みて判断した」(Jリーグ関係者)。

 滞在先は事件現場から数十キロ離れているが同じバンコク市内で、現地の不安定な情勢を考慮すると今後も不測の事態が発生する可能性は否定できない。そのため、リーグ戦自体は続行しているものの、選抜チームは残り2試合をキャンセル。22日まで予定していた合宿を途中で切り上げ、19日深夜に現地をたち、20日に帰国の運びとなった。

 タイを揺るがす衝撃的な事件が、思わぬ形で日本サッカー界にも飛び火した。