【東アジアカップ】MF武藤雄樹 ブレークの裏に愛妻との壮絶秘話

2015年08月11日 10時00分

 日本の敗戦を救ったゴールでハリルジャパンの“シンデレラボーイ”になったMF武藤雄樹(26=浦和)だが、大ブレークの裏には愛妻との壮絶秘話があった。

 

 昨オフに仙台から浦和に移籍し、レギュラーをつかんでから一気にゴールを量産。代表にも初選出され、2日の北朝鮮戦では初出場で代表史上最速の開始3分での初ゴール。この日も価値ある同点弾を決めた。「点を決めて勝利に導けたら、もっとうれしかった。試合が終わった後、監督から『3点取れるチャンスあったぞ』と言われた。そこで決め切れないのは、まだ足りないところ」と物足りなさを口にしたが、新エース候補として名乗りを上げたのは確かだ。

 

 わずか半年足らずでの急成長。武藤雄の恩師にあたる流通経済大サッカー部の中野雄二監督(52)は、今年の活躍の理由に結婚を挙げている。

 

「籍はすでに入れていたけど今年1月に結婚式をやった。そこで改めて誰かを守ろうという気持ちが生まれた。結婚と移籍のタイミングが、いい作用を起こしたのでは」

 

 2歳上の麻依子夫人はチアリーディング部のキャプテン。「本当に、しっかり者。一歩引いて、手料理も上手で、アスリートをサポートする奥さんとしては最高のタイプ」(中野監督)だが、危機もあった。

 

 中野監督によると、武藤雄が麻依子夫人と交際期間中に合コンに行ったことがバレて、携帯電話をチェックされるようになった。それが原因で一度別れたという。「でもお母さんからも頼まれて『もう一度やり直してみたら』と言ったら、最初は『絶対に嫌です』と言っていたけど、いつの間にか仙台で同棲を始めて『籍を入れました』という報告があった」。紆余曲折がありながら深い絆で結ばれていた夫人との“ケジメ“の披露宴で心機一転し、私生活での徹底サポートが飛躍につながったのだ。

 

 愛妻との二人三脚でつかんだ代表の座。さらなるステップアップも期待できそうだ。