浦和がガンバ大阪にW屈辱

2012年09月23日 12時00分

 J1第26節、浦和はG大阪に0-5と大敗した。試合終了のホイッスルが鳴らされると、今シーズン最多となる4万6046人の大観衆で埋まったスタジアムから大ブーイングが浴びせられた。首位を狙う3位の浦和はまたもホームのG大阪戦で敗れ、足踏みした。

 

 ゴールが遠かった。1トップの日本代表FW原口がさかんにボールを要求するが、G大阪のMF遠藤とDF今野の鉄壁の守備に阻まれ、ほとんど触れることができなかった。しかも、この日のG大阪は、16位と降格圏内にいるチームとは思えない強さだった。


 前半から完全にボールを支配された浦和は、19分に先制点を奪われると反撃の機会すら得られない。0―2で迎えた後半15分には試合を決定付ける3点目を決められ、センターサークルに一人、残っていた原口は腰に手をやったまま天を仰いだ。しかも相手選手との接触で右足首を痛め、後半分には唇をかみ締めながらベンチに下がった。終わってみれば、0対5の惨敗。5点差以上での敗戦は、2008年最終節の横浜M戦(1―6)以来の屈辱だった。


 しかも06年12月以来、ホームでのG大阪戦は敗れ続けており、またも負のスパイラルから抜け出せなかった。日本代表DF槙野は「立ち上がりに失点し、ズルズルいったのが良くなかった。情けない…」と反省を口にしながらも、大敗したことで逆に気持ちが切り替わったという。


 試合後のロッカールームでは「この一戦で大崩れしちゃダメだ」という言葉でイレブンが一致した。「過去は変えられないけど、未来は変えることができる。下を向いてる時間はない」と前を向いた槙野。6年ぶりの優勝は、まだまだ射程圏内だ。