MF川澄奈穂美(29=INAC神戸)らなでしこジャパンの選手たちは13日、都内のホテルで行われたサッカーくじの助成金交付式に出席し、改めて来年のリオ五輪での金メダル奪取を誓った。

 川澄はサッカーくじの売り上げの一部が女子サッカー強化に使われていることに「ご支援ありがとうございます」と感謝し「個人としてはリオのメンバーに選ばれるように。そして予選を突破して、来年は金メダルを取れるよう頑張りたいと思います」と決意を語った。

 カナダW杯では準決勝イングランド戦で勝ち越しのオウンゴールを演出したが、先発フル出場は7試合中2試合にとどまった。チームの結果はもちろん個人的にも悔しい思いをしただけにリオ五輪でのリベンジに意欲満々だった。

 川澄のほか、この日はキャプテンのMF宮間あや(30=岡山湯郷)やエースFW大儀見優季(27=ボルフスブルク)らカナダ女子W杯メンバー10人が揃い、政財界要人から祝福とねぎらいの言葉を浴びた。