【なでしこ】澤「フットサル参戦」 サッカー協会が仰天オファーへ

2015年07月10日 06時00分

レジェンドの澤にまさかのフットサル挑戦はあるのか

 なでしこレジェンドがまさかの挑戦!? カナダ女子W杯で惜しくも優勝を逃したなでしこジャパンのMF澤穂希(36=INAC神戸)は、来年のリオ五輪を目指すことを表明。さらなる活躍が期待される一方、本職以外でもモテモテでオファー殺到は間違いない。なかでも日本サッカー協会側は、女性初となるフットサル(5人制サッカー)・Fリーグ参戦への“仰天オファー”を検討している。キング・カズこと元日本代表FW三浦知良(48=J2横浜FC)に続き、クイーンの参戦はあるのか注目が集まりそうだ。

「最後のW杯」と宣言して臨んだカナダ大会を終えた澤は「現役でいる以上は狙います」とリオ五輪を次の目標に定めた。今後も金メダルを目指しなでしこジャパンの躍進を支える決意だ。その一方、日本サッカー界では、なでしこのクイーンにサッカー以外の“任務”も求めている。

 すでに、日本サッカー協会の小倉純二名誉会長(76)は2023年女子W杯日本招致へ向け、澤に招致委員長就任を要請する意向を明らかにしている。11年ドイツW杯でも元選手が招致活動を行っており「女子W杯の招致では女性が委員長をやるべき。サッカーの人脈も広いし、ぜひやってもらいたい」と熱烈ラブコールを送った。

 また、元日本代表DF加藤久氏(59=J2磐田GM)は澤らとともに、東日本大震災復興支援のチャリティーイベントを開催している。昨年は澤の地元の東京・府中でフットサル大会を開き、ラモス瑠偉氏(58=J2岐阜監督)ら日本代表OBや芸能人が参加した。収益は岩手・陸前高田市のグラウンド設立に活用しており、澤には継続して慈善活動に取り組んでほしいという。

 そんななか、日本サッカー協会の大仁邦弥会長(70)は女子サッカー界のレジェンドに驚きの“使命”を提示する。「澤さんには落ち着いたら、フットサルをやってほしい。カズみたいに(Fリーグに)出てほしい」とかねて明かしており、今後いよいよ“正式オファー”を出す方針だ。

 カズはJリーグのシーズンオフの2012年1月、Fリーグ・エスポラーダ北海道の一員として公式戦に出場した。当時は1試合限定だったものの、後にフットサル日本代表に選出され、同年11月W杯(タイ)にも参戦。大きな話題を集めて、競技普及の面でも貢献した。協会側はクイーンにも、キング・カズと同じような役割を期待しているのだ。

 Fリーグにはルール上、男女の区別はなく、選手登録の問題はない。体格差、体力差などのハンディはあるとはいえ、なでしこの10番は華麗なテクニックを持つだけに適性はある。大仁会長は「フットサルもかなり走り回るのできついけど、澤さんならいける」と太鼓判を押しており、男性に交じっても見劣りしないとみている。澤の性差を超えたチャレンジが実現すれば、Fリーグだけではなく女子サッカーにとっても新たな起爆剤になりそうだ。

 もちろん、あくまで本業の女子サッカーが優先されるが、協会側は澤が所属するINAC神戸とも協議していく意向。今後、負担の少ない時期を見極めたうえで正式にFリーグ参戦を要請することになりそうだ。